水素エンジンは、「夢の扉を開けたエンジン」〜自動車研究家 山本シンヤ氏インタビュー〜 | トヨタイムズ

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レースの取材で会場を訪れていた自動車研究家の山本シンヤ氏。アポなしインタビューに快く応じていただいた。
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#トヨタ #トヨタイムズ#香川編集長

山本:「夢のエンジンじゃなくて、夢の扉を開けたエンジン」なんですよ。

森田:山本さん。

山本:おっ。

森田:こんにちは、トヨタイムズの森田でございます。

山本:どうしたんですか?

森田:よろしくお願いします。ちょっと話、聞いてもいいですか?

山本:全然、全然。

森田:今日は、もちろん、水素エンジンの取材ですよね?

山本:もちろん。

森田:あれ、発表聞いたときって、どう思ったんですか?

山本:僕、正直、もうちょっと違う話だと思ってたんですよ。

山本:モータースポーツの話だろうなと思ってたんですけど、「え、水素エンジンですか?」っていうのが正直なところ。

森田:その、「え、水素エンジンですか?」っていうのは?

山本:驚き。

森田:驚き?

山本:うん。驚きと不安。

森田:不安?どんな不安ですか?

山本:他社さんでも水素エンジンの開発ってしてたけど、あまりモータースポーツに向けて何かできるっていう何かがなかったんですよね。

森田:じゃあ、モータースポーツと水素エンジンっていうのが、くっ付くイメージがあまりなくて?

山本:「本当にやるの?」みたいな。

森田:どうですか、実際。

山本:「あれ?ちゃんと、ちゃんと走ってる」っていうのがすごい言い方は変ですけど、こんなに未知のエンジンがこれだけの速さで走ってる、

山本:それって、なんでそんなことできるのって、いろいろそこで考えていくと、今までトヨタがいろんなことやってるじゃない?

山本:例えば、WRCで強い車体づくり、「MIRAI」を2014年にもう実用化してるから、もうとにかく安全性は担保されてる。

山本:さらに、GRヤリスのエンジンは、高温高圧っていう水素エンジンに一番ネックになる部分がそもそもの状態で良くなってるから、

山本:それ、レースに使うことで、「あれ?これ、つくっててよかったね」っていうものが、トヨタがいろんなことをやってる研究を上手に使っていくと、

山本:実は水素エンジンってこんなに短いタイミングで、モータースポーツを実践投入きるんだっていう、そこの底力みたいなところも正直感じました。

森田:やっぱり、耐久レースを通じて強くなっていく車、鍛えられていく車っていうのをずっとご覧になってきたわけですか?

山本:たぶん、車が鍛えられると同時に本当に人が鍛えられるんですよ。

山本:24時間を速く・安全に安心して走れる車って何っていうのが本当に24時間に凝縮されてるんですよね。だから、人間ドラマですよ。

森田:そこで水素エンジンを試す?

山本:トヨタがハイブリッドでモータースポーツに挑戦したのって、やっぱり、24時間レースなんですよ。

山本:2000年全般に十勝24時間レースとか北海道であったんですけど、そのときにGSで出たんですよ。

山本:そのときも、「なんでハイブリッドで出るの?」とかって言われて、

山本:最初のなんか笑い話のような挑戦がル・マンの制覇につながってるじゃないですか、今。

山本:当然ね、カーボンニュートラルっていうところもあるじゃないですか。今はね、カーボンニュートラルだけど、じゃあ、モータースポーツはどうするの。

山本:「これだけ例外でいいの?」っていうわけにはいかなくなる時代がやって来るときに、

山本:「モータースポーツをやったって別にいいでしょ。だって、水素エンジンですよ」っていうね、本音で言えるじゃなですか。

山本:「何、排出しますか、水蒸気だけですよね」っていう。多分、いろんなことができると思うんですよ。

山本:ただ、モータースポーツっていうだけじゃなくて、もしかしたら、自動車業界をいろんな今の問題が全て解決するみたいな、

山本:今の内燃機関の技術が全部使えるんですよ、100年以上培ってきた(技術を)。

森田:壮大な可能性が詰まった種を今日、われわれは、このあと目撃すると?

山本:そう。だから、「夢のエンジンじゃなくて、夢の扉を開けたエンジン」なんですよ。

森田:いただきます。

山本:いいこと言っちゃった。(笑)

森田:使われるかもしれません。

山本:いや、本当にそうなんですよ。だから、夢のエンジンは、もっと先に出てくるはずなんですよ。

山本:だけど、これは、まず、その扉を開いたっていうところに意味がある。

森田:じゃあ、今日、相当楽しみじゃないですか?

山本:そうですよ。24時間寝られないんですよ、だから、何が起きるか分からないから。

森田:ですね。つぶさに見ていきましょう。ありがとうございます。

山本:はい、ありがとうございます。

森田:よろしくお願いします。

NA:トヨタイムズ

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